高性能なCPUクーラーを購入してもPCケースの冷却が不十分では宝の持ち腐れである。
では、ケースファンの効果はどの程度のものなのだろうか。
今回は旧式PCケースにケースファンを増設し、冷却効果を検証してみよう。

ケースファンを取り付ける場合、まず第一に手をつけるべきなのは背面排気ファンだ。
PC内部の最も大きな熱源はCPUであるため、これを冷却した空気を速やかに排出できることが望ましい。
次に増設する場合は、ケース前面の排気ファンになる。
タワー型ケースでは、この部分にHDDが配置されている機種が多く、HDDを冷却するとともにケース内部にスムーズな空気の流れを作ることができる。
重要なのは、主要な熱源を風の通り道に配置することと、ケース全体のエアーフローを整えることの2点だ。

NDB長寿命ベアリングと独自の磁気浮上設計により、30万時間以上という動作寿命を持つ回転数1500RPMの12cm角ファン。
モーター部は防水仕様でファンを丸ごと水洗いできるのも特徴だ。
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